28日、私が総支部長をつとめる民主党新潟県第1区総支部では、党本部から長妻昭代表代行の応援をいただき各地で行動を展開しました。朝から西区から東区、北区と中央区を駆け巡るハードスケジュールだったにもかかわらず、長妻さんは私の仲間の自治体議員9名のためにそれぞれ熱く中身の濃い応援演説を行い、各地で気さくに市民の皆さんとも言葉を交わしてくださいました。長妻さんの来援が市議選・県議選に向けて大きな弾みになったことは間違いありません。いよいよ金曜日が告示日です。
行動日誌
- 月別アーカイブ
戦後70年の歩みは否定できない
日本の国のありようが、大きく変えられようとしています。自国を守るためでなく、他国の戦争に加わる国へ。しかもシビリアンコントロールは空洞化、総理は自衛隊を「わが軍」と呼び、安全保障法制案は自民党・公明党のクローズな短期間での議論でまとめられました。このところの外交・安全保障をめぐる安倍政権の動きはとても不気味です。戦後70年の我が国の歩みを根底から否定し、それを「戦後レジームからの脱却」と呼んであたかも改革のように見せるのは安倍政権の独善としかいいようがないと思います。このまま本当に日本が、他国の戦争に参加する国になってしまうことには、私にはどうしても納得できません。
今週の厚生労働委員会では大臣所信に対する質疑に野党筆頭理事として質問に立ちました。こちらも社会保障の削減や労働法制の改悪など、理解できないことが多くあります。引き続き議論が必要です。
今週は地元からの請願署名をお預かりし、提出させていただきました。中でも15歳の中学生が高校受験の傍ら努力して請願提出の運びとなり、おめでとうと言いたいし、私がその手伝いをできたことを誇りに思っています。
前進と後退と停滞と
北陸新幹線が開通しました。新潟県内の高速鉄道体系が上越から北陸へも延び、特急や急行の慣れ親しんだ名前が消えたりダイヤが大幅改正になるなど、びっくりするような変化です。新潟の求心力を高めるよう、一層の努力をしなければなりません。
同じ日、新潟県弁護士会人権擁護委員会の主催で、自殺予防や自立支援に取り組む関係団体が集まり「うきうき人権フェスタ」が開催されました。県内の各種団体がいのちと人権を守るために横の連携を図ろうと企画されたフェスタ、弁護士の先生方がひと肌脱いでくださったことに敬意を表します。参加者の皆さんが、横の連携の重要性とともに、一人の人に着目をして伴走型で支援をしていく必要性を語っておられたのが印象的でした。厚生労働副大臣だった当時に取り組んでいた政策が評価されたと思っています。
バヌアツでサイクロン被害発生。5年前に外務大臣政務官として太平洋諸島フォーラムに出席するため訪れたバヌアツの首都ポートビラも大きな被害を受けているようです。大変な被害状況の報道に胸が痛みます。
超党派のLGBT議員連盟が発足し、私は細野豪志政調会長の指名により民主党を代表して幹事長に就任しました。会長は自民党の馳浩衆議院議員、事務局長は公明党の谷合正明参議院議員です。超党派議連は運営もなかなか大変ですが、ようやく政治課題となったこの分野、大切に取り組んでいきたいと思います。
集団的自衛権の閣議決定を法定化する安全保障法制案について、19日、与党が実質的に合意したという報道がありました。衆参の予算委員会で予算審議をしている裏側で、またも密室での短期間の議論により決められるとはたまったものではありません。一方で積み残しとなっている点もあるとのこと。玉虫色の法案が、拡大解釈されて、平和国家としての柱が崩されてしまうと心から懸念しています。
国会は毎日動いていますが、前進する政策、後退する政策、停滞する政策、いろいろあって喜んだり悲しんだり忙しい毎日です。
東日本大震災から4年
10日、新潟市消費者協会新潟支部の設立40周年記念式典に出席し、お祝いの言葉を述べさせていただきました。サプライサイドではなくデマンドサイドに立つという政治観とも一致する消費者運動は、現代社会のさまざまな問題の中で変化を遂げながら今に至りますが、原点を忘れることなく、新しい時代に向かって、これからの歩みを進めてくださるよう願ってやみません。午後は国会に戻り、厚生労働委員会の理事懇談会。今週13日に大臣所信の聴取を行うことで厚生労働委員会が正式にスタートすること、いわゆる「店開き」を与野党間で合意しました。
11日、東日本大震災から4年、国立劇場で開催された追悼式典に出席しました。お悔みとお見舞いの気持ちをあらためて表したいのと同時に、あの震災を教訓として決して忘れず、防災対策やエネルギー政策など見直していくことが政治の責任だと痛感しています。
政府与党の政治とカネをめぐる問題、スキャンダル、それらに対する説明責任が全く果たされていないこと。本当に目に余ります。政治資金規正法の理念や政党助成金がなぜ作られたのかということを忘れ、補助金を受けている企業から自民党全体にお金を還流させつつ、法改正には全く後ろ向きな政府与党に、とても政治改革は期待できません。私たち野党が積極的な提案をしていきます。
国際女性デーを祝う
民主党拉致問題対策本部でヒアリングが行われ、幹事の一人として、また衆議院拉致問題対策特別委員会の委員として出席しました。昨年11月に新潟市で開催された県民集会には、横田さんご夫妻は体調を優先して欠席され、ビデオメッセージでのご参加でした。本当に1日も早くという思いを募らせています。
3月8日は国際女性デー。各地で行事が行われていましたが、新潟では連合新潟女性委員会の皆さんが主催した集会に講師としてお招きいただき、国会や司法の動きと現実社会で起きている様々な問題、その解決策として私が考えていること、などをお話させていただきました。1時間半に及ぶ講演会でしたが熱心にお聞きいただき、身近に感じることができたという好評と、多くの積極的な質問をいただきました。働く女性たちと想いの一端を共有させていただけたと思っています。やっぱり世の中を変えるには女性の声が大事です。
予算委員会で質問に立ちました
3月2日、3年ぶりに予算委員会で50分間の質問に立ちました。野党議員として予算委員会で質問するのはおそらくTV入り集中審議の6年前以来です。
2日は民主党「女性デー」、登壇する質問者5人全員が女性で、それぞれの分野で女性の視点からの質問を行いました。安倍政権はすべての女性が輝く社会と言っていますが、女性閣僚の短命ダブル辞任、女性活躍推進法案のあっけない廃案など、女性閣僚や女性政策が人気取りに使われたことは否めません。私は政治とカネをめぐる問題、渋谷区のパートナーシップ条例案と自殺総合対策大綱、労働者派遣法と女性の労働、という観点から質問をしました。盛りだくさんにしすぎたのは反省ですが、私の質疑の内容がその後TVニュースや新聞紙面に取り上げられていることから、少なからず今後への影響があったものと思います。自殺総合対策大綱に関する文部科学省の取り組みについてはほんの少し前向きな回答が得られました。労働者派遣法の質問に対しては、さまざまな問題が明らかになり、とてもまともな審議ができる状況とは思えません。
これからも、生活起点で前に進みます。
党本部のHPこちらもご覧ください。
癒着はしない。市民とつながる。
民主党NPO局で、全国の関係者の皆様からお集まりいただき、NPO関連予算公開ヒアリングを開催しました。意見交換会では岡田代表も出席、NPOの皆さんが、ともに社会をつくっていくという気持ちで民主党と付き合いたいという立場からご意見やご質問くださったのがとても心強かったです。
予算委員会で次々と政治とカネをめぐる問題が吹き出ています。政治資金規正法はそもそも政治家と業界団体・企業などが癒着しているのではないかという国民の疑問を解明するため、お金の流れを透明化し、国民のチェックにさらすことができるようにするためのもの。立法趣旨を軽んじてはなりません。
岡田代表の網膜剥離が再発したのが心配です。これから予算審議もいよいよ山場を迎えるところでしたが、集中審議などに登壇することはできません。また来週、新潟に視察にお越しいただく予定だったのですが、延期となりました。1日も早い快癒を祈ります。