行動日誌

　きょう、新潟1区における1票の格差についての東京高裁判決が下されました。テレビの取材にお答えすると同時に、新聞各紙からも受け止めについて問い合わせが多数ありましたので、コメントの形で考えを述べさせていただきました。
　今回の判決については、内容を詳細には承知しておりませんが、昨年の総選挙が違憲、無効請求は棄却だと聞いています。これまで各地の高裁判決でもしばしば見られたものですが、憲法違反と判断されたことは、重く受け止めなければなりません。
　安倍内閣は０増５減のみの法案を明日にも閣議決定すると聞いていますが、人口の偏在はこれからも進んでいくと思われ、この法案だけでは２倍以上の格差を違憲と判断した最高裁判決の主旨に応えることにはならないと考えます。一人別枠方式を含め、定数の見直しをさらに行い、抜本的な選挙制度改革を行う必要があります。まして選挙が無効という判断が他の裁判で高裁によって示されている状況です。０増５減のみを行うという弥縫策では、今後も厳しい司法判断を招くことになるのではないでしょうか。自民党は、こうした判決の動向を受けとめ、また昨年末に野田前総理が定数削減と抜本改革を迫り、安倍総裁が今国会で行うと約束したからこそ解散したことを思い出し、一日も早く一票の格差の是正と併せて定数の見直しを含めた選挙制度改革を提案すべきと思います。

　今週は天候が冬に戻ったようです。月曜日、寒く風の強い朝を迎えましたが、元気に朝の街頭に立ちました。

　きょう水曜日は、新潟市役所歴史文化課を訪ね、市議団と一緒に（仮称）新潟市文書館整備基本計画（案）などについてヒアリングを行いました。行政文書の作成・管理・保管・公開については、共有財産としての公文書であることを考えれば、市民の視点に立った取り組みが必要です。新潟市では総務部系ではなく歴史文化系で文書管理が行なわれており、これから文書館や条例がつくられていくわけで、私としても新潟市の文書管理に期待するところ大ですが、今後さらなる体制の強化と全庁的な意識の共有が必要ではないかと感じました。

　これからも引き続き勉強していきます。

　きょうは朝から参議院選挙に向けた話し合い、新潟中央RCの２０周年記念式典と、たいへん慌ただしい中でしたが、民主党新潟県第１区総支部の年に一度の定期大会を開催しました。挨拶の中で私は、昨年末の総選挙で議席を得られなかったことへのお詫び、現在は暫定総支部長であるが次を目指してがんばりたいこと、そのために皆さんのご協力をいただきたいこと、安倍政権が利益の先食いをし参院選後に目論んでいる憲法の質的変更をさせないこと、綱領でも書かれたとおり生活者・納税者・消費者・働く人たちの立場を代表する政治を目指すこと、まずは夏の参議院選挙で風間さんの当選のため勝敗を決する１区でのたたかいに全力で取り組むこと、を述べさせていただきました。篠田市長からも来賓としてお越しいただき、激励のご挨拶をいただきました。新たな一年のスタート、地域とともに、自治体議員とも協力しながら、歩いていきたいと思います。

　定期大会後の懇親会では、県連菊田代表と連合地協田代議長から来賓としてお越しいただき、励ましの言葉をいただきました。また風間直樹参議が初めて第１区総支部の会合に出席され、夏の参院選に向けた決意を話されました。

　朝の街頭、空気が少しずつ春に近付いていることを知らせてくれます。通勤途中で、がんばってと声をかけてくださる方が多くいらっしゃいました。

　先週は県内の各級学校で卒業式などが行なわれましたが、きょうは新潟大学の卒業式。木曜日から出かける視察に先立ち行っていただいた勉強会のため向かった朱鷺メッセは卒業生で溢れかえっていました。皆さんの前途が輝かしいものであるよう祈ります。

　きょうは定例で行っている総支部の街頭演説行動、大渕健県議とともに西区各地を回りました。黄砂のため霞んだような天気でしたが、雨にも降られず、気温が高かったためか、車の窓を降ろして手を振ってくださる方やわざわざ車から降りて握手してくださる方もいらして、本当に励まされました。

　きょう、民主党新潟県連定期大会が開催されました。私は、交流懇親会のゲストとしてお見えになった党本部の細野幹事長とともに、新潟市内のNPOなどを視察し意見交換をさせていただきました。以前から存じ上げている団体であり、私から推薦した経緯もありますので、大会の前の拡大常任幹事会も途中退席させていただくなどして同行しました。細野幹事長は交流懇親会のご挨拶で意見交換した3団体について全て言及され、民主党の目指す政治について分かりやすくお話をしてくださいました。

　定期大会では菊田新代表を選出し、参議院選挙の必勝に向けて、気勢を上げる場となりましたが、残念ながら風間直樹候補予定者は欠席でした。しかし県連の結束力は変わりません。大会決議にあるように「攻めて、攻めて、攻め抜く」姿勢で、参議院選挙をたたかいます。

　交流懇親会後、新潟駅前で第1区総支部のメンバーで2次会、3次会をやりました。きょうは「にいがた酒の陣」１日目、県外からのお客様も多かったのでしょうが、お店のお客さんや通行中の方からがんばってくださいよと激励を受けました。有難い限りです。

　「新潟県パーソナルサポートモデル事業連絡会・報告会」に出席し、冒頭、１時間ほど講演をさせていただきました。その後、県内各地で実施されているモデル事業の事例についていくつか報告があり、また連携している団体からの報告もあって、勉強になりました。

　昨年４月に厚生労働副大臣に就任して以降、最大の関心をもって取り組んできた「生活支援戦略（案）」づくりでしたが、年末解散により自分自身の手で仕上げることができませんでした。昨年９月の中間報告にあった「社会的包摂」という文言が１月の最終報告では「社会的包容力」というよく分からない言葉になっていたり「伴走型」という言葉が消えていたりします。モデル事業の規模も概算要求では５５億でしたが本予算案では３０億に減らされました。現政権は、民主党政権が作り上げてきた政策が良いものなので、やめることはできないけれども同じ言葉や同じ数字を用いるのが悔しいのか、とりあえず言葉狩りと数字いじりをしているという印象です。社会保障審議会特別部会の皆さんのご尽力で何とかまとまった最終報告。今後、地域で、社会的包摂の考え方に基づく伴走型支援が継続され成果を挙げていっていただけるよう、行方を見守っていきたいと思います。

　定例の朝の街頭国政報告は、今朝は風間直樹参議と一緒に行いました。国会では補正予算が成立しましたが、年度内執行という制約を考えると規模が大きく、内容も公共事業偏重となっているため税金の無駄遣いがおきる危険性が大と思います。風間参議にはしっかりと国会で追及していただきたいと思います。

　民主党新潟県第1区総支部の幹事会を開催しました。来月開催する年次大会の議案と参院選対策について議論していただきました。参議院選挙対策については知名度の低さが懸念されますが1区総支部地域での戦況が勝敗を決することになると思いますので、気を引き締めてがんばります。
　県議会、市議会ともに議会が開会中ですが、県政では「がれき問題」、市政では「議員定数削減問題」が、それぞれ争点になっています。議会対応は県議団と市議団にそれぞれすっかりお任せして頼りきっていますが、今後は一緒に勉強する時間も持ちたいと思っています。

　先週は都合により休んだのですがきょうは朝の街頭演説を行いました。昨日からまた空気が冷たくなり、手がかじかんでいましたが、手を振ってくださったり会釈をしていってくださる方々がいらして、元気をいただきました。