*************************
西村ちなみメールマガジン第212号(2009年5月18日発行)
「新代表選出」
※無断転用、無断転載は固くお断りします※
*************************
みなさんこんにちは。衆議院議員の西村ちなみです。
先週月曜日の11日午後、私は、初めて新潟県美容業生活衛生同業組合の通常総代会にお招きいただき、出席するため移動中でした。そこで「小沢代表辞任」のニュースを知り、夕方の記者会見を見ることはできませんでしたが、辞任を決断されたことを知りました。政権交代のために総選挙への影響を考え、総選挙直前に辞任するとした小沢前代表の決断を重く受け止め、何としても勝利しなければという決意を強くしています。
3月の小沢前代表の秘書逮捕以降、それまで民主党に吹いていた追い風がぴたりと止んでしまったことを、肌で感じていました。同時に、4年前、菅元代表が年金保険料未納問題で瑕疵がなかったにも関わらず代表辞任に追い込まれ、1週間後に行政の誤謬だったことが明らかになった、という苦い事件を思い出していたのです。辞任する必要はないが、総選挙のことを考えたら辞任すべきだ。そういう空気が党内を支配していきました。
先週、鳩山さんと岡田さんが立候補し、新しい代表を選出するための代表選挙が行われました。短期間で衆参国会議員のみによって行われたことについて、メリットもデメリットも両方あります。短期間では、地元党員などの声を十分に反映させることはできませんでしたが、自民党の総裁選のように国会を1ヶ月近くも空転させることにならなかったのはよかったと思います。衆参国会議員のみの投票では、党員・サポーターの投票権を行使していただけませんでしたが、時間的な制約からすると難しく、また候補内定者を含めなかったことについても規約の恣意的な改定と見られる恐れがあり、ぎりぎりの選択だったと思います。
私は、政権選択の総選挙をたたかうリーダーとしてふさわしいと考え、岡田さんを支持しました。支持した岡田さんが勝てなかったのは残念ですが、鳩山新代表のもと、党が一丸となって政権交代に向けて心機一転またがんばっていくことができます。残り会期もしっかりがんばります。
さて新型インフルエンザが兵庫や大阪で拡大しているようです。すでに市民生活に影響が出ていますが、最小限に止めなくてはなりません。衆議院の議員会館にもマスクが配布され、秘書と分け合いました。会館の入り口には消毒液が置かれています。これから防護服も配布されるそうですが、マスクはともかく防護服を着ては仕事になりません。おそらく感染した場合に着るという意味なのでしょう。皆さんもお気をつけください。