行動日誌

　ノーベル医学生理学賞を受賞された山中伸弥教授が京都大学の皆さんと三井大臣室にお見えになり、政務三役でお迎えして祝意を表しました。山中先生は、ｉＰＳ細胞は再生医療よりもむしろ創薬のほうで可能性があるが道は長い、とおっしゃっていました。研究に対する真摯な姿勢に敬服しています。 　午後から「超党派イクメン議連」の皆さんがご要請にお越しになり、しばし懇談させていただきました。イクメンとは流行語大賞もとった言葉で、男性の育児参加を促すためのものですが、実際の男性育児休業取得率は３％にも満たないというもの。厚生労働省でも取得率は１０％台、もっといろんなところでアピールが必要です。 　健康保険と労災保険の適用関係に関するＰＴを開催し、終わってから新潟へ。夜は松浜病院の青松会職員労働組合年次大会に出席し、ご挨拶させていただきました。

山中教授を囲んで

イクメン議連の皆さん

健康保険と労災保険の適用関係に関するＰＴ

青松会職員労働組合年次大会

　新潟はきょう地震が複数回発生しているようで、ちょっと心配です。 　労働政策審議会障害者雇用分科会できょうから障害者権利条約への対応について議論が行われることになり、出席してご挨拶させていただきました。基本的な枠組みなど具体的論点について、数回に分けて議論を行っていただきます。

　労働者派遣法の改正法はこの１０月１日から施行となっていますが、国会の付帯決議において、政府は残された課題について検討すべしとの宿題をいただいております。有識者の皆様からお集まりいただき、きょうから議論をスタートしていただきますので、出席して冒頭のご挨拶をさせていただきました。今後、派遣事業主や派遣労働者へのヒアリング等も行って、幅広く時間をかけて議論をしていかなければなりません。 　先日の報道では一部分だけしか伝えられていなかった「生活支援戦略（仮称）」について、きょうも社会保障審議会特別部会で活発なご議論をしていただきました。

今後の労働者派遣制度の在り方に関する研究会

　きょうは労働政策審議会雇用均等分科会。男女雇用機会均等法の見直し時期に入りますが、そのための第１回目の議論を行っていただきました。託児所内保育施設についてもご議論をいただきました。

　朝、事務所で打ち合わせ。その後、ＪＰ労組主催さだみつ克之さんの集会に出席し、ご挨拶させていただきました。 　昼は「新潟市福祉まつり」へ。いろいろ買い物しながら楽しませていただきました。障がい者就労、健康増進、薬物対策、リハビリ支援、地域福祉活動など、市内各地で行われているさまざまな取り組みについて学ばせていただきました。 　夜は友人と食事の後、東京へ。

ＪＰ労組集会

新潟市福祉まつり

　古町十字路で行われた知事選における民主党推薦候補の街頭演説に応援に行きました。その後は「古町どんどん」を見物。手作りキャンドルを作るコーナーで、作り方を教えていただきながら世界に一つしかないキャンドル作りに挑戦しました。 　環境とエネルギーを考える新潟労組懇話会の総会に、民主党県連を代表して出席。 　夜は、第４回目となる「着物で古町」の、レストランで開催された交流イベントに出席しました。新潟県は小千谷縮、塩沢紬、越後上布、片貝木綿など着物の産地でもあります。古町どんどんを着物で歩いていらっしゃる方もいて、着物文化のアピールにつながっていると感じました。

知事選街頭演説

手作りキャンドルに挑戦

「古町どんどん」で掘割の懐かしい写真の展示

環境とエネルギーを考える労組懇話会総会

「着物で古町」交流イベント

　金曜日。日中の公務を終え、新潟に帰りました。 　日本歯科医師連盟の高木会長はじめ役員の皆さんが三井大臣の部屋を訪ねてこられ、同席させていただきました。 　夜は新潟で、青山信愛会職員労働組合年次大会。厚生労働副大臣としての取り組みについてご報告しながら、久しぶりにゆっくりお話をさせていただきました。

日本歯科医師連盟の皆さんと

青山信愛会職員労働組合年次総会

　全国父子家庭支援連絡会の皆さんが副大臣室を訪ねてくださり、懇談しました。ひとり親家庭支援は、子ども第一をかかげる民主党にとっても大事な政策です。今後とも意見交換を行っていきたいと考えています。

　均等・両立推進企業の厚生労働大臣表彰を、副大臣室で行わせていただきました。今年は、みずほフィナンシャルグループ、京都中央信用金庫、曙ブレーキ、ＪＲ東日本の各社がそれぞれ受賞され、懇談させていただいたところ、各社とも意識的にさまざまな取り組みをされて成果を上げておられました。 　山形県知事がお見えになり、要請をお受けいたしました。

山形県吉村知事

均等・両立推進企業表彰

　昼前、知事候補の応援で松浜へ。京都府から全国知事会会長でもいらっしゃる山田知事が応援のため来港され、国政課題について話をさせていただきました。厚生労働省の仕事も、地方自治体の皆さんとの連携がますます重要になっています。