13日、55日間の臨時国会が閉会しました。自民党派閥のパーティー裏金問題が会期終盤に日を追って次々と明らかとなり、官房長官への不信任決議案を提出。会期末には説明責任を全く果たそうとしない岸田内閣に対する不信任決議案を提出しました。自公両党の反対が多数のため否決されてしまいましたが、他のすべての野党の賛同を得ることができました。
予算編成の大事な時期に、官房長官はじめ主要閣僚が辞任し、自民党政調会長と国対委員長が辞表を出すとは、混乱ここに極まれりの感があります。岸田内閣はきっちりと説明責任を果たし、1日も早く下野するか、国民の信を問うことをしなければならないと考えます。
15日には、水俣病被害者とともに歩む国会議員連絡会で、新潟水俣病の視察を行わせていただきました。現地を訪れ、お話を伺ううちに、不知火海の水俣病の、時代背景や症状や地域や体調のことなど重なることがあまりにも多く、公害による理不尽に、背筋が寒くなる思いがしました。新潟地裁では4月に判決が予定されていますが、大阪地裁での判決に続いて良い判決が出ることを心から願っています。
国会が終わって初めての週末は、国政報告会や意見交換会などで慌ただしく過ぎました。