行動日誌：年金情報流出問題、いまだ全容解明せず

　厚生労働委員会では年金情報流出問題で集中審議を実施、私も質問に立ちました。第三者検証委員会の報告書では残念ながら全容解明されておらず。特に厚生労働省側の原因分析と対応に関する報告が不十分です。委員会は大臣からそうした課題の分析を要請されていなかった、とのこと、なんということでしょう。検証委員会は8月末に解散される恐れあり、これではすべてが説明されたとはとても言えない状況だと思います。なおマイナンバー制度が始まるにあたって年金機構は分離した状態でスタートすることになっています。

　このところ株価が続落から乱高下と、かなり混乱しています。GPIFが株式に投入した年金積立金は今後どうなるのでしょうか。昨年秋の基本ポートフォリオの変更が行われましたが、運用責任者であるGPIFのCIOは委員会に参考人招致しても与党が拒否し、貴重な年金の原資がどうなるのか具体は明らかにされないままです。アベノミクスと年金積立金の投入による官製相場と言われていますが、しっかりと年金は守っていかなければなりません。

　新潟では民主党総支部の街頭演説や党員サポーター集会を開催し、最終盤国会の状況報告や、今後の活動方針などについてお話させていただきました。また街頭演説や全国一斉ポスター行動などで安保法案成立反対を、女性たちと一緒に訴えています。