9月28日、衆議院が解散されました。憲法に基づいて要求していた臨時国会は3か月も遅れ、「仕事人内閣」の閣僚は一言も発しないまま、「差し迫った脅威」に対して大いなる政治空白を作り…全くおかしな解散だと、言いたいことはいろいろありますが、ともかく、安倍政治の好き放題を止めるための最大のチャンスです。私は全力で立ち向かってたたかいます。
民進党の前原代表から驚愕の提案が28日の両院議員懇談会であり、今後、私たちの公認内定がどうなるのか、交渉を前原代表に一任することになりました。27、28、29日と、これへの対応を私なりに情報収集しつつ検討するという作業が加わり、ただでさえ日程がきつい短期決戦の総選挙に向けた準備が、本当に厳しい状況になってきています。皆様にご報告できる結論はまだ出せていませんが、どのような形であっても、私は全力で立ち向かってたたかいます。
いよいよ解散が表明されました。「国難突破解散」と総理は言ったそうですが、「森友・加計疑惑を強行突破するための解散」の間違いでは。
きょうも毎週月曜朝定例の街頭国政報告を行い、その後は選挙に向けて機材の準備や打ち合わせなどに時間を費やしました。新聞やテレビ各社からの顔写真撮影も事務所で行い、いよいよと緊張感も高まります。夕方は中華人民共和国成立68周年祝賀レセプションに参加しました。
週末は東区でお茶のみ懇談会を開催させていただきました。参加してくださった方々の人数よりも取材に来られたマスコミの人数のほうが多かったですが、少人数だからこそゆっくりと意見交換させていただけました。
年金未支給問題で厚生労働委員会の閉会中審査が行われ、日帰りで国会へ往復しました。日本年金機構の相変わらずの体質、厚生労働省の監督の緩さに、まだまだ他にも構造的な未支給・過給などの問題がありそうと思ってしまいます。年金制度の信頼にかかわる問題です。
新潟では、安保法制が強行採決されてから2年となる9月19日に市内で開催された集会に子どもと一緒に参加しました。自民党の政権公約と報道されているものには、社会保障を全世代型へとするなど民進党の政策をすっかり模倣して単なる抱き着きになっているものもありますが、憲法に自衛隊を明記するともあります。集団的自衛権を解釈改憲で認めたままで自衛隊を明記するのは私は反対です。我が国に全く関係のない他国の戦争に自衛隊を巻き込むことを、明文上も認めてしまうことになります。これは大変な問題だと思います。
森友・加計問題隠しのための、何でもいいから憲法改憲したいための、衆議院解散。「大義」「争点」を後付けしようと無理をするから、誰から見ても付け焼刃的なものが出てきます。「仕事人内閣」というネーミングも、今となっては誰も口にしませんが、ただただ空疎に響きます。
3連休、皆さまいかがお過ごしでしょうか。新潟市内も総おどりで盛り上がるところですが、台風の影響で風が強くなってきました。被害が出ないことを祈って過ごしています。臨時国会冒頭解散かとの報道が出ています。本当にいま解散したら、しかも国会冒頭に、とんでもないことだと思いますが、野党としては議席を獲得し国政を担っていくために総選挙を常に求めています。真正面から、たたかうつもりです。
民進党、前原新体制のスタートは困難なものでした。今度こそと見守ってくださった皆様に深くお詫びいたします。離党する議員がいますが、比例区で当選している人が選挙情勢を考えて離党し他党に加わろうとしていることは、どう考えても説明がつきません。元同僚としても、本当に恥ずかしく思います。街を歩けば「いろいろあって大変だね」との声をかけていただくような状況です。同時に「がんばってもらうしかないんだよ」とのお言葉もいただき、改めて身の引き締まる思いです。
私は地域での活動を地道に続けています。
民進党臨時党大会で、前原さんが新代表として選出されました。私は枝野さんの推薦人にもなって支援してきましたが、502ポイント対330ポイントで善戦したものの敗れました。今後の党運営にあたって前原さん個人としても難しい局面をどう乗り越えるかお考えをお持ちですが、枝野さんの訴えによって少なくない国会議員票が動いたことなどを考えると、枝野さんの説く「リアリズム」を汲んでいただいた政策立案と党運営をと期待しています。もちろん私も一致結束でがんばります。
毎年、8月に開催している党員サポーター集会を、27日に開催しました。またお茶のみ懇談会も開催しました。参加者の皆さんからさまざまなご指摘をいただいて、なるほどと新発見することも少なくありません。
さて新潟5区補欠選挙では、自民党公認候補として泉田裕彦前知事が内定したという報道がありました。これが本当だとすれば、これまで彼が県議会内外で発言してきたこととの整合性が大いに問われることになります。きょう新潟市内で何人かの方々とお話したら、政治不信とあわせて人間不信を招いているのではないかと感じました。わが方の候補予定者も、スピード感をもって早急に決めなければなりません。
