土曜日、大渕健県議と西区を街頭演説しながら回らせていただきました。「手を振ってくれる人がいますねえ」と大渕県議も言っていたとおり、車の中から手を振ってくださる方がいてくださいます。民主党もっとしっかりしろ、という叱咤激励の意味だと受け止めさせていただきました。
臨時国会が始まって2週間、この短い会期の中でたくさんの法案が審議されることになっているようです。私が厚生労働副大臣として審議会での議論から関わってきた生活困窮者の自立支援法案も、この臨時国会に提出されていますが、このほかにも通常国会で自民党のボイコットによりかなりの重要法案が廃案となっており、これが再度提出されていると思います。加えて、福島第一原子力発電所の汚染水問題、TPP、集団的自衛権をはじめとする憲法問題など、国会で議論すべき課題が山積だというのに、ここに特定秘密保護法案が押し込まれてきました。
私は2009年当時、情報公開法と本来セットであるべき公文書管理法を情報公開法から遅れること10年で制定する際に、他党と議論して法案修正を行って成立させてきました。日米密約が自民党政権のもとでずっと封印されてきたことを考えると、国民の知る権利を自民党は軽く考えていると思わざるを得ません。また政府の恣意的な判断によって行政情報の公開・非公開が判断される恐れをなくすよう、情報公開法の改正が必要ですが、これに自民党はずっと抵抗してきました。こんな状況で特定秘密保護法案が先に審議され可決成立するようなことになれば、国民の知る権利はますます遠のくことになります。
日曜日には地域の集いに参加させていただき、いろんな方々からご意見をいただきました。お声を糧として、これからもがんばってまいります。
行動日誌
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総支部で西区を街宣
地域での懇談会でいろんなお声をいただいています
日曜日の夕方、女池・鳥屋野の会の皆さんと懇談させていただきました。皆さんから民主党に対する不満や、民主党は自民党とは目指している方向性が全く違うことを分かりやすく示すべきというご意見や、安倍内閣の方向性について誤りを指摘するお声を多数いただきました。いろいろありますが、一言で言えば、とにかく今の政治と日本の未来が心配な状況であるにもかかわらず、二大政党制の一翼を担うべき民主党が地域の生活者の声を代弁できていないというご指摘です。ではどうするか。下を向いていても始まりません。とにかくまずは、無意味な遠回りと思えるかもしれないけれど、ああでもないこうでもないと言い合うことが必要なのではないでしょうか。私自身はこれからも地域で皆様からお声を伺う場をできるだけたくさん作っていき、今後の行動の糧、指針としたいと思います。
イベント「政治は遠くて近い!?西村ちなみ×新大生」に参加
昨日16日は母校の学生たちが企画したイベントに呼ばれ、夕方6時から1時間のお話と30分の質疑応答を行わせていただきました。「教えて!ちなみさん~政治は遠くて近い!?西村ちなみさん×新大生~」というタイトルで、政治と自らの関わりを考える企画とのことです。政治を志すきっかけは何か、議員とはどういうことをしているのか、生活・暮らしとの関わりは、などを話させていただき、参加した学生の皆さんから熱心に耳を傾けていただきました。とにかく20代前半の投票率がどの選挙でも低く、投票率が低いことによって政治には「若い世代のための政策を実現しようという」というインセンティブが出てこないので、どういう投票行動であれぜひとも投票には行ってほしいこと、見えないものに対する想像力をもって投票に行けない人たち(子どもなど)のことも考えて投票してほしいこと、を訴えました。聞き取っていただけたと思います。
質疑応答の時間では、政治家としてやりがいは何か、ポストを得るにはどういう条件が必要なのか、良い政治家の見分け方、私の元ボスである岡田克也さんと小宮山洋子さんはどういう方か(お二人とも私が尊敬している政治家)、官僚はどの程度政治力をもっているのか等、とても積極的に興味深い質問を多数いただきました。その後の懇親会でも延々とさまざまな話は続き、「かつて高度経済成長の時代は右肩上がりで増え続けるパイをどう分配するかが政治家の仕事だったが、これからは苦しいことであってもどういう負担をお願いしなければならないかということを説明し説得できることが、求められる政治家像だと思う」とお話しました。富の再分配から負の再分配へ。これを訴えることは政治家のサイクルを速めるかもしれませんが。
学生さんたちから率直に思いをぶつけていただき、私も洗いざらいお話させていただいて、とても有意義な会合でした。若者に対する期待を、もう一度再確認できる場でもありました。若い皆さんたちには、焦らず慌てず諦めず、何にでも挑戦していってほしいと思います。
朝街宣、市民の皆様の関心は
メンテナンスに出していた事務所と自宅のパソコンが新しい品となって届き、ようやく仕事の環境が整いました。購入をお願いしたパソコンサポートの事業所では、不要となったPCはハードディスクを壊した上で知的障がい者の福祉作業所に運び込んでいるとのこと。私も「新潟県基板ネットワーク」という、都市鉱山の発掘と知的障がい者の皆さんの工賃上昇に取り組む県内福祉作業所のネットワークに、自分で使っていた古い携帯電話やPCを車に載せて運んでおり、知人友人にも紹介して取り組んでいただいています。海外に稀少金属を流出させることなく、環境に悪影響を与えない方法で丁寧に分解して、再利用してもらうシステムです。今回も処理は安心してお任せしました。
今週月曜朝定例の街頭演説、身を切る姿勢もない消費税増税先食いは許されないこと、TPPでは自民党の主張が衆・参選挙と最近では変節していること等を、マイクを通して訴えさせていただきました。政治は生活に直結するものです。暮らしの中でのさまざまな痛みや疑問に鈍感になることなく、どんな暮らしを送りたいのかを足元を見つめて考えなおしていきたいものです。