今年の通常国会が閉会しました。全力で取り組むことができ、地元で支えてくださっている皆様には心から感謝しております。
最終盤では、野党7党が共同提出して審議を求めていたガソリン暫定税率の廃止法案をめぐり、土曜日にも参議院では財務金融委員会が開会されましたが、与党自民党の採決拒否に遭い時間切れになってしまいました。政府は先週、現在行っている補助に加え、26日から予防的な激変緩和措置を導入すると発表しましたが、こうした動きは野党の法案に対抗してのものと思われます。道路財源として導入された暫定税率を廃止するのが筋だと私は思います。
私が委員長をつとめる法務委員会では法案処理について議論が分かれましたが、理事各位のご努力により、選択的夫婦別氏制度に関する議員立法3法案については秋の臨時国会にて合意を得るべく審議していくことを申合せとして確認し、議事録にも残すことができました。一方、政治改革特別委員会でも政治資金規正法の採決には至っていません。せっかく衆議院で与党を過半数割れに追い込んでも野党の足並みが揃わなければ国会として意志を示していくことが難しい現状。残念の一言です。
また多くの他の野党からもご理解いただき、水俣病被害者救済新法案を国会に提出することができました。私は委員長の職にあるため提出者には名を連ねることができませんでしたが、提出した法案が、長い期間にわたって苦しんでこられた被害者の方々に寄り添い、希望の灯となることを切に願っています。
横田めぐみさんの同級生の方々が先週主催された、横田早紀江さんを励ます会に、今年も参加させていただきました。早紀江さんは89歳、お元気にお過ごしでしたが、一日も早くめぐみさんとの再会を果たさなければという思いは皆が共有しています。国会に身を置く一人として、精いっぱい努力する決意です。
昨日行われた東京都議会議員選挙では、私も応援に伺いましたが、仲間たちが大善戦しました。良い結果も残念な結果もありますが、とにもかくにも候補ご本人と支援してくださった皆様に心から感謝いたします。
国会が終わりましたので、いよいよ地元活動です。21日には後援会「智水会」総会を開催させていただきました。梅雨とは思えぬ酷暑の中、多くの皆様からお集まりいただき、誠にありがとうございました。これからは参議院議員選挙に全力で取り組みます。