5月31日は新潟水俣病公式確認から60年でした。先立って30日に議員会館で開催された、花角知事による「政府に対する新潟県の要望」説明会では、多岐にわたる要望の説明を受け、私も医療体制や離島航路、また農業政策について質問と意見交換させていただきましたが、県からの政府に対する要望の中にも含まれている項目が「すべての水俣病被害者の救済」です。新潟県議会も全会一致で意見書を採択し、国会はじめ環境省に送付されています。「水俣病はまだ終わっていない」のです。そんななか県・市主催の式典が開催され、私も出席しました。現状では困難な点もありますが、改めて問題解決に向けて取り組まなければと決意しています。
国会の会期も残り3週間となりました。衆議院法務委員会では選択的夫婦別氏制度に関して3つ議員立法案が提出され、30日に3法案の趣旨説明が行われました。また年金法案の修正案が衆議院を通過していますが、この修正案は100点満点のものではありません。最低保障機能をもっとつけていかなければと私は思っています。
地元では、佐渡で開催された鬼太鼓のイベントに参加させていただきました。北越高校書道部の皆さんの力強い書が飾られたステージをはじめ、場内のあちこちの舞台で20団体以上による鬼太鼓などが披露され、本当に感動しました。佐渡の伝統芸能、地域に根差した文化の継承を、いかにやるかを改めて考えさせられました。
6月1日には打越さくら参議院議員の新しい後援会事務所開きが開催され、総合選対の代表の皆さんが応援してくださったのに加えて党本部から岡田克也前幹事長が激励に駆けつけてくださいました。私も全力でがんばります。
佐渡國鬼太鼓どっとこむ