行動日誌

　新年の行事が続いています。例年どおり、都合のつく限り出席させていただき、皆様と懇談させていただいています。とても貴重な機会です。他方、天気がこの時期の新潟にしては異様に良いのが気になります。晴れ間がとても多く、雪が全くありません。農繁期になって水不足に陥らないか。今から気になります。

　きょう新潟市では成人式が行われ、仲間とともにお祝いを述べるため街頭に立ちました。新成人の皆様、ご家族の皆様、誠におめでとうございます。皆さんが暮らし、学び、働くまちが、より大きな希望をもつことができ、夢を実現できる場所であるよう、まっとうな政治が必要です。そのためにこれからもがんばります。

　「公的発言におけるジェンダー差別を許さない会」という、大学教員らでつくる会がインターネット投票を行い、性差別発言を行ったワースト1位は麻生副総理と発表されました。「子どもを産まなかったほうが問題だ」という発言、忘れがたいです。2位は安倍総理、新潟県の参院選で「お父さんは恋人を誘って、お母さんは昔の恋人を探して」と、街頭演説で投票を呼びかけたと聞き、開いた口が塞がらなかったのを覚えています。我が国は2020年までに指導的地位に占める女性の割合を30％にするという、安倍政権のもとでも決定している国家目標がありました。その2020年を迎えましたが、目標達成のためにリーダーシップをとるべき政権首脳がこれでは、結果は推して知るべしです。

 

　昨年末に自衛隊を中東地域へ派遣することを閣議決定して以降、年明けの米国とイランとの状況変化はあまりにもショッキングです。安倍総理は11日から予定していた中東地域への訪問をいったん取りやめました。批判を受けたことと米国の態度変化から、予定どおり訪問する可能性は出てきたようですが、情勢は目まぐるしく動いています。しかも自衛隊は明日10日には派遣命令が発出され、20日には現地での活動を開始するとのこと。国会閉会中のわずか2ヶ月の間に、閣議決定と派遣命令と活動開始がなされるなど異常です。あまりにもなし崩し的であり、認められません。

　地元では新年のさまざまな行事が開催され、お声掛けいただいたところへ私も参加させていただいています。今年の青果市場の新春初市は日曜日の開催でした。いつも通り元気な掛け声で宝船が競りにかけられ、今年一年の商売繁盛を祈りました。改正された市場法が今年6月に施行されます。国が決めてきた規制はほぼ撤廃され、ルールづくりは自治体に委ねられることになりました。市場をめぐる環境も大きく変化していますが、目利きの力によって新潟市民の台所を支えてくださっている関係者の皆さんのご尽力に感謝し、これからも期待しています。

 

　みなさま新しい年をいかがお迎えでしょうか。本年も当サイトをよろしくお願い申し上げます。

　今年は政局が大きく動く年になるかもしれません。私も常に準備を怠らず、一人ひとりの思いに寄り添い、ともに歩く、まっとうな政治を実現するために、日々を新たな気持ちで進んでいく決意です。

　昨年末は、国政の舞台からは「桜を見る会」に顕著な政治の私物化、現職国会議員の逮捕など、皆様には本当に無様なところをお見せすることになってしまいました。これらの負の部分を明るみにしてこそ、政治の信頼につながってくるはずと思います。引き続き行政監視の役目を果たさなければならないと思いますし、格差と分断がすすむ日本社会において、本当に皆様が不安に思っておられることに対処できる政策づくりや立法に取り組んでいく決意です。

　今年も恒例の新春街頭演説からスタートしました。古町地区は今年、新潟三越の閉店と古町ルフルの開店など、大きな転換点を迎えることになります。毎年同じ地点でやらせていただいている新春街頭、古町での訴えは感慨深いものがありました。演説中、多くの方々から手を振っていただき、感激です。

　今年も何とぞよろしくお願いいたします。