予算委員会第2分科会で質問に立ちました。実のところ他の分科会にも質疑希望を出していたのですが、人数が限られており、私は一コマのみ。除排雪費用、国勢調査、原子力防災について質問しました。満足できる答弁を得たものと、かみ合わなかった答弁と、両方ありまして、今後さらに機会を得て質問したいと思います。
裁量労働制をめぐるデータ問題はどんどん拡大しています。わが党の調査（調査というほどのことはなく、一覧表を一瞥したくらい）によりデータに明らかな誤りが117件あることが分かり、労働政策審議会には偏ったデータのみしか提供されておらず、立法の前提ががらがらと崩れているようです。こうなったら少なくとも裁量労働制の拡大は法案から削除するのが筋。これだけ問題が出ても同じ内容で与党は法案提出を了承するのでしょうか。
打ち合わせや会議やヒアリングや法案作成作業…今週もとても慌しい1週間でした。来週も、一人ひとりの生活向上のため、がんばります。
私も予算委員会で取り上げた裁量労働制について、一般労働者と比較して裁量労働制で働いている人のほうが労働時間が短いという説明が、総理や厚労大臣から予算委員会の答弁として繰り返しなされてきましたが、実は調査方法が異なる比較できないものを並べて裁量労働制のほうが労働時間が短いと答弁されていたことが明らかになりました。前厚労大臣も同じ説明を3年前からしています。野党6党は先週から合同でヒアリングを開催しており、今朝も、過労死を考える家族の会の方々からもお越しいただいて、お話を伺っています。厚生労働省は不適切なデータだったと認めました。本当に大問題です。
さまざまヒアリングをしているなかで感じるのは、官邸の強い意向が働き、過大な数値が出るように意図的に不適切な計算を誰かがせざるを得なかったのではないか、ということです。そもそも裁量労働制の拡大は官邸の規制改革会議が主導して導入を図ってきたものであり、総理が「ドリルの刃」となって労働法制の岩盤規制に穴をあける、と豪語してきたものでした。不適切に操られたデータをもとにつくられる法案は、立法事実がない、と言わなければなりません。
過労死された方々のご家族のお気持ちを思うと、今回安倍政権が狙っている裁量労働制の拡大や高度プロフェッショナル制度の導入は本当にしてはならないと思います。
雪が降りしきる3連休最終日の12日、立憲民主党エネルギー調査会の原発ゼロ法案タウンミーティング、自治体議員の皆さんとの懇談会、智水会代表委員会、選対会議解散式、激励する会と、盛りだくさんの一日でした。
雪国にもさすがに堪える大雪と低温です。皆様いかがお過ごしでしょうか。北陸地方は例年にない大雪とのこと、立憲民主党では北陸信越ブロックの関係議員で連絡室を設置し、情報収集を行っています。今回の大雪に関してお困りのこと、お気づきのことがありましたら、何なりとお聞かせください。
党厚生労働部会がメンバーで役割分担するなどし、多角的な活動ができるようになりました。先日は札幌市で発生した、生活保護受給者の方々の寄宿舎（国交省による）の火災についてヒアリングするなどし、また現地に近い池田真紀議員から状況説明をお受けしました。以前、無届のグループホームで火災があり、10人の方々がお亡くなりになった事件がありましたが、今回は施設が法的にどういう位置づけになるのか、そこから確認しなければなりません。それによって対策が異なってくるからです。従来の法的枠組みでは説明できない・対応できない事例が多く出てくるようになりました。旧来型の発想にとらわれることなく、何が本質なのかを見極めて対応していくことが大事だと思います。
2日、久しぶりにテレビ中継入りの予算委員会で質問しました。ヨイショばかりの与党質問が延々と続き、野党議員のトップバッターである私の質問は午後2時40分という遅い時間からでした。働き方改革と幼児教育の無償化に絞って質問しましたが、答弁が全くかみ合わず、一人ひとりの生活の足元を安倍政権が全く見ていないことが改めてわかりました。今後も機会を得てさまざまな場で政府の考え方を問いただしていきたいと思います。
立春とはいえ、週末の新潟はまた雪模様となりました。インフルエンザも流行っているようです。皆様どうかご自愛のうえお過ごしください。
