***************************** 西村ちなみメールマガジン第126号(2007年4月16日発行) 「参議院選挙新潟県選挙区の公認候補決定」 ※無断転用、無断転載は固くお断りします※ ***************************** みなさんこんにちは。衆議院議員の西村ちなみです。 とうとう今年は東京でも新潟でも桜を見ませんでした。その代わりと言っては何ですが、昨日は沖縄でブーゲンビリアの花を見てきました。土日で参議院沖縄補選の応援で1泊2日の強行軍で した。帰りの飛行機は菅直人代表代行と鳩山由紀夫幹事長と一緒でしたが、自民党の久間大臣も乗っていられました。現代版「呉越同舟」です。 今年は統一自治体選挙と参議院選挙が同じ年に行われる12年に1度の「亥年」です。そのため、この春から多くの国会議員はそれぞれの地元での選挙応援に、また各地の候補者の応援にと忙しく飛び回っています。もちろん国会の仕事も例年と変わりなくありますので、忙しいことこの上ありません。私たち民主党の議員にとっては、衆議院議員の数が減っても同じ分量の仕事をしなければならないので余計に大変です。 さて先日、新潟県の参議院選挙に向けて公認候補が決定しました。県連が現職お二人の公認申請を行ったのが昨年の4月1日ですので、決定までにちょうど1年かかったことになります。私たち民主党新潟県第1区総支部としては、定数2の参議院選挙新潟選挙区において、県連が現職のお二人を公認申請するときは、お二人ともが当選できるためのシナリオ(戦略)が必要だと意見を言ってまいりました。今回、本部の公認決定がなされたことにより、より明確なシナリオの必要性が生じていると思います。民主党にとって今回の参議院選挙は与党の参議院過半数割れに追い込めるかどうかという最大の政治決戦になることは間違いありません。そのときに新潟の民主党が最大限の力を発揮できるよう、十分な体制づくりが必要だと思います。 多くの私の知人たちも、今回の参議院選挙で捲土重来を期してたたかっています。佐賀選挙区で3年前に立候補し惜敗した川崎みのるさんは、日本銀行新潟支店勤務時代に私も大変お世話になった知的かつ親近感あふれる候補予定者です。どうぞ佐賀にお知り合いの方がいらっしゃったらぜひご紹介ください。また同じく衆議院で同僚として仕事をさせていただいた方々、女性候補予定者も、それぞれがんばっています。どうぞ皆さんのお力をよろしくお願い申し上げます。 今週もまた選挙の話になってしまいました。国会でのニュースがないのかといえば、そうではありません。先週の私は毎日委員会での質問に立っていましたし、金曜日には国民投票法案や米軍再編法案など極めて重要な法案が強行的に採決されてしまったという事件もありました。またこれについては機会を改めてしっかり書きたいと思います。今日はこれで失礼します。
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第125号「統一自治体選挙を終えて」(2007年4月9日発行)
***************************** 西村ちなみメールマガジン第125号(2007年4月9日発行) 「統一自治体選挙を終えて」 ※無断転用、無断転載は固くお断りします※ ***************************** みなさんこんにちは。衆議院議員の西村ちなみです。 昨日、統一自治体選挙の投開票日でした。候補は誠実に訴えを続け、支持者の皆様から熱心に運動していただき、私もフル回転で応援に出て、結果は県議選候補者4人全員が当選、市議選候補者6人も大健闘で4人が当選し2人が惜敗という結果になりました。ご支援いただき本当にありがとうございました。これからも新しい政治を新潟で作り出していく作業、政令市新潟のまちづくり、格差社会の是正に向けて、国・県・市の議員の連携でしっかりとりくんでいく決意です。今後ともご支援くださるようお願い申し上げます。 しかしながら今回の統一自治体選挙は、全国で行われた知事選挙などの結果を見れば、民主党全体にとっては残念で厳しい結果です。この流れを変えなければなりません。4月22日に実施される補欠選挙ではぜひ勝利して、国会論戦にも良い影響を与えるようしたいと思います。 今週は国会で質問や答弁の日程がびっしりです。昨晩は県議選市議選の結果が全部出たのは夜中の0時過ぎ、お祝いや慰労で各事務所を廻って自宅に戻ったのは午前2時でした。今朝も朝の街頭国政報告に立ち、午後は議員会館で法案対応など打ち合わせに追われています。「忙しい」と普段はあまり口にしない私ですが、「忙しいとは、心を亡くすと書く」と呟きつつ、やるべきことをやるために最善の努力をしている最中です。 東京の桜は散り始めました。木々の枝先を黄緑の新芽が彩っています。新潟の桜は今週が見頃でしょうか。皆さんにとってすばらしい1週間でありますようにお祈りします。今週は短いですが これにて失礼します。
第124号「民主党候補者の全員当選を」(2007年4月2日発行)
***************************** 西村ちなみメールマガジン第124号(2007年4月2日発行) 「民主党候補者の全員当選を」 ※無断転用、無断転載は固くお断りします※ ***************************** みなさんこんにちは。衆議院議員の西村ちなみです。新しい生活をスタートさせた新社会人の姿が街にあふれ、こちらにまで緊張感が伝わってきます。皆さんのご活躍を心から祈っています。 さて先週金曜日から統一自治体選挙がいよいよ始まりました。私の総支部で公認した候補者10名も元気にスタートを切り、毎日誠実に訴えを続けています。昨日は民主党の菅直人代表代行が東京から札幌を経由して新潟に応援のため入ってくださり、街頭演説を行いました。政党幹部が新潟入りしたのは今のところ菅代表代行だけです。政党幹部が地方自治体議会議員の選挙の応援で来港されるのは極めて稀といっていいでしょう。 民主党は格差社会を是正するため、また生活者中心の政治を確立するため、今回の統一自治体選挙をたたかっています。県議会における自民党県議団の横暴ぶりは、紳士的な民主党の現職議員をして「自民党県政はダメ!」とマイクを通して言わしめるほどのひどさのようです。定数や区割りの見直し、政務調査費の透明化において、最後まで抵抗勢力であり続けたのは自民党県議団であり、民主党会派の提案と県民世論とでようやくひっくり返し実現することができました。新しい県議会をつくり、県民の目線に近い政治を行うことが必要だと感じています。 私は告示日から毎日候補者とともに街宣車に乗り、街頭演説を辻ごとに行っています。このところますます感じるのは、今回の県議選が国政に極めて近い選挙になっているということです。特に中央区は、各政党の候補者が顔をそろえ、定数が減らされた中で大変な激戦が展開されています。候補者の個性もいろいろあるでしょうが、「どの政党の候補者を選ぶか」という要素があるという点では、まさに国政選挙と同じ型の選挙戦になっているのではないでしょうか。 私も各区でぜひ民主党の県議をつくってほしいと訴えています。民主党の議席が増えれば増えるほど、私が国政で発言するときにもっと多くの市民の皆さんの声や意見を届けていただきより強く反映できるようになるからです。 10名全員が当選すれば、新潟の政治は必ず変わります。私が3年前に初当選してから初めて迎える統一自治体選挙ですので、全員の当選に向けて残り5日、全力でがんばります!
第123号「明日パート法案提出します」(2007年3月26日発行)
***************************** 西村ちなみメールマガジン第123号(2007年3月26日発行) 「明日パート法案提出します」 ※無断転用、無断転載は固くお断りします※ ***************************** みなさんこんにちは。衆議院議員の西村ちなみです。 弥生3月は出会いと別れの季節。街宣車を走らせていると、卒園式や卒業式などの風景に出会います。梅の花も咲き誇り、何となく心が浮き立つような季節になりました。 国会は統一自治体選挙に突入したこともあり、選挙日程を睨みながらの国会運営になっています。3月30日の新潟県議選・市議選告示日には国会も休戦となる模様で、私も新潟で候補とともに街頭演説に立つ予定です。大事な統一自治体選挙、ぜひ皆さんからのご声援をよろしくお願いいたします。 さてようやく私たち民主党のパート労働法がまとまり、明日、衆議院事務総長に提出する運びとなりました。私が中心となってまとめた今回の改正案は、これまでの民主党案をベースに、実際的な均等待遇を実現するための法案です。そもそもパート労働(短時間勤務)は、高度経済成長期には①家庭の主婦が、②空いている短い時間を活用して、③家計補助的に働くが故に、④税制や各種保険制度の枠内で労働時間を調整する、働き方として拡大してきました。ところが現在は①性別、年齢を問わず幅広い労働者が、②正規職につけないので非典型労働者として、③家計維 持のかなりの部分を担いつつ、④保障もないままに長時間働くという短時間労働者が格段に増えてきています。パート労働者が詠んだ歌に「あの人も この人も パートばかりで会社は回る」というものがありますが、まさに言い得て妙です。 ヨーロッパなどでは職務に対して賃金が支払われる「職務給」という考え方が一般的です。どういう仕事がどこまで達成されたときにどの程度の水準で賃金が支払われるかという「ものさし」が存在しているのです。ところがこの考え方がまだ存在しな い日本では、入社時のコースなどによって賃金体系が決定されることが多く、仮に熟練パートが正社員を指導する立場であったとしても、賃金その他の労働条件は正社員のほうが圧倒的に高いという現象が生じたりします。こうした状況を改善し、公平な雇用環境を保障するべく、現在の中小企業をとりまく状況に配慮しながら、少しでも待遇改善に向けて前進させる必要があります。 私たちの案では、事業所ごとに均等待遇を推進するための検討委員会を設置し、そこで将来に向けて均等待遇に向けた「ものさし」づくりに取り組んでもらうことを考えました。この案は有識者の皆さんから評価いただいています。ぜひ国会でこの案が審議されるよう、皆様からの後押しと、ご意見をいただければ幸いです。